コブクロを聴き始めて10年以上の僕が本当に聴いて欲しい曲をご紹介TOP10
実はコブクロがひっそりと新曲を出しておりまして。
『灯ル祈リ』と言いまして、これがまたコブクロにしか歌えない格好のロックバラードに仕上がっているわけで。
正直、『未来』以降のコブクロの曲にはどこか物足りなさを感じていたのですが、久しぶりに熱い新曲が来たって感じ。
それでまあ、コブクロ熱が久々に再燃したので、今回はこのような記事を。
中学生の頃にコブクロを聴くようになった。(タイトルには10年以上とあるが、実際は分からん)
ストリート時代からのファン…というわけではないですが、少なくとも普通の人よりはコブクロをいっぱい聴いてた。
そんな俺が、コブクロをあんまり知らない人に本当に聴いて欲しい名曲をランキング形式で10曲紹介したいと思う。
選曲はあくまで主観(というか楽曲の良し悪し・好き嫌いはどう考えても主観)。
本当に聴いて欲しいと銘打ってるが、実際のところは俺が個人的に好きな曲ランキングトップ10だ。コブクロが好きな人なら当然知っている曲ばかりでしょうが、そこまでコブクロを知らない人にとっては初めて聴くような曲があるかも?と言っても、コブクロの楽曲は映画やドラマやCMのタイアップに多く使われてるから、どこかでは耳にしたことあるかもな!!
んじゃ
第10位
『宝島』
宝島と言ったらサカナクションを思い出す人もいるだろうが、俺はコブクロの方。
この曲は2003年発売のシングルで、今回紹介する曲の中ではリリース日が最も古い曲。
バラードのイメージが多いコブクロだが、こういうアップテンポな曲も実はいい曲が隠れている。特にこの宝島は、当時のコブクロのフレッシュな印象がそのまま曲に乗り移ったような楽曲になっており、歌詞も面白い。
「教えの庭じゃきっと見れない 小さな神様の群れを見た 風の放課後」って歌詞が個人的にすごく好き。
黒田氏(大きい方)の迫力ある歌声を聞きたいならコレ。
第9位
『桜』
なんとここで登場。名曲『桜』。知らない人はいないだろう。コブクロを一躍有名にした一曲。
リリースは2005年だが、実は作詞作曲自体はもっと古く、なんと小渕氏(小さい方)がコブクロとして一番最初に作った楽曲だそう。弱冠20代にしてこの作詞のセンスは才能でしょうか。黒田氏に歌ってもらいたくて作ったそう。歌の中でずっと黒田氏が主旋律を歌い、小渕氏がコーラスに徹しているのはそういうわけ。
勿論名曲なのだが、ここはあえての9位。
第8位
『時の足音』
こちらはコブクロ結成10周年記念に作られた楽曲。コブクロの二人を短い針と長い針に例え、出会えた奇跡を歌った名曲。
個人的にコブクロの歌唱力の全盛期はここ(当然今も最高であることは前提)。とにかく黒田氏の声の音圧がエグい。Cメロからラスサビにかけての迫力は一線を画している。
「歩く歩幅は違っても描く未来が同じなら 大丈夫 また 同じ場所から 始められるから」
時計の針の動きの特徴を絡めた見事な歌詞だと思います。コブクロを好きになった直後、コブクロ好きに拍車を掛けてくれたのがこの楽曲でした。
第7位
『君という名の翼』
割と有名な楽曲かな。ドラマやCMに使われていたらしい。
真夏に聴きたくなる一曲。まずイントロが神。爽快感や疾走感がある爽やかな一曲に仕上がっている。こういうアップテンポな楽曲を、あの低い声質で軽快に歌いこなせる黒田氏は最高のボーカリスト。
ライブでは絶対に盛り上がる一曲。黒田氏がコーラスに回るパートも好きです。
第6位
『Million Films』
出ました、名曲。ファンが選ぶコブクロの好きな曲ランキングだったらトップ5には入るだろう。
このしっとりした雰囲気が本当にたまらない。コブクロの真骨頂はバラードだが、こういうしっとりとした曲を歌い上げるカステラのような歌唱もお手の物。秋の夕暮れ時に聴きたくなる一曲。
曲調も歌詞も、とにかくあったけえ。
第5位
『DOOR』
こちらは夢見る人々の背中を押すロックバラード。
コブクロの楽曲は基本的に9割は小渕氏が作詞作曲を手がけているのだが、この楽曲は黒田氏が生まれて初めて作った楽曲。
黒田氏にしか歌えない歌という感じ。これはコブクロの楽曲に言える特徴だが、畳みかけるようなサビが格別。やはりあの声質で畳みかけられると沁みてしまう。
「夢見ることが全てじゃなくて 叶えようとすることが全て」という泥臭い歌詞もよい。現代の楽曲にはこういう泥臭い歌詞が圧倒的に少ないよな。
個人的には2番Bメロの小渕氏のハモりが好き。
第4位
『蕾』
不朽の名曲。2007年にレコード大賞を受賞したこちらの楽曲。コブクロの代表曲と言えばやはり『蕾』だろう。
ちょっとした背景だが、この歌は小渕氏が亡くなった母を思って作った楽曲らしい。初めて聞いた時はそんなこと知らなかったので、ただその歌唱力に圧巻されていただけだったが、改めて背景を知ってから聞くとそれはそれで良い。ちなみに、3年くらい前に実家に帰ったときに、俺の母親に小渕氏の母のことを教えてから『蕾』を聴かせたところ、1番のサビ終わりで既に号泣していた。
「散り際に もう一度開く花びらは あなたのように 聞こえない頑張れを 握った両手に何度もくれた」
J-POP史に残る歌詞だと個人的に思います。ライブでこれを噛みしめるように歌い上げる小渕氏が堪らん。
ちなみに去年のツアーでは、このパートとラスサビの間でドラムアレンジがなされ、俺はそこで泣きました。
第3位
『Twilight』
これはあんまり世間には知られていないだろうが、名曲。
ガッキーと大泉洋が共演した映画のタイアップソング。遠距離恋愛を歌った冬の歌。コブクロ活動再開後の楽曲の中では一番出来がいいんじゃないだろうか。
とにかく切ないこの歌。歌詞が良い。
「心配させるのが君の何よりの得意技で 安心させなだめるのが僕の返し技だった」
「傘の左端に寄る癖が直らない君は 左肩の鞄がいつもびしょ濡れで 今もまだ右側を空けてしまうわけはきっと 君も気付いてる」
「風引き屋の君が弱る冬が近づいてる 何もしてあげられないけど 僕から奪い取ったあのジャンパーなら凌げる どんな寒さも」
なんでこんな歌詞が書けるんでしょうね。
コブクロをそこまで知らない人はこの曲あんまり知らないと思うので、是非聞いてもらいたい。
第2位
コブクロ活動休止前最後のシングル。コレを知らずしてコブクロは語れない。
小栗旬主演の映画のタイアップ曲。タイトルが異様に長く、そのインパクトは絶大。
これはいわゆるロックバラード。コブクロの楽曲の中で最も消費カロリーが高い楽曲だろう。
全てのパートを黒田氏が歌い上げるこの楽曲。命の尊さを歌った壮大なこの楽曲。
ライブで聴くと本当にヤバイ。ので、あえてライブバージョンを掲載。去年のツアーでもなんとこの楽曲を歌ってくれた。死ぬほど感動した。
個人的に、この動画のあの太陽を超えるベストテイクは存在しない。まさにこの動画こそ、コブクロの集大成と言えるかもしれない。
「この手は君を守るため この瞳は君を探すため 心は君を愛すため この命は君と生きるため」
1番とラスサビのこの歌詞。日本語の美しさがよく分かる楽曲。この世に生を受けた全ての日本人に一度は聴いてほしい。
第1位
堂々の第一位はここ花。
俺がコブクロにハマるきっかけとなった楽曲。当初から「桜」や「蕾」などの名曲は当然知っていたが、実は「ここ花」は「桜」や「蕾」よりも前にリリースされている。リリース当初は知らなかったこの楽曲を知ったきっかけはインターネット。小中学生の頃よりパソコンでネットサーフィンをしていた俺は、Youtubeで偶然この楽曲を聴くことに。
「ああ、これがプロか」
そう感じさせてくれた一曲。J-POPの良さに気付かせてくれた一曲。
バラード調のこの楽曲。一言で表すなら「コブクロにしか歌えない歌」もしくは「黒田氏のための歌」。
現代の、それこそ髭男とかの曲に比べたらキーはそれほど高くないのだが、そういう次元では言い表せないほどにこの歌は難しいと思う。要するに、コブクロ専用曲。
小渕氏より優れたアーティストは多く存在すると思うが、「黒田が歌う曲を作る才能」で言えば、小渕氏の右に出る者はいない。
そんな歌。
畳みかけるようなサビが大好き。日本語の美しさを知らしめる歌詞。そのすべてに置いて、コブクロを体現したかのような楽曲。一昨年のライブで初めて生で、しかも弾き語りで聴けて幸運でした。
「コブクロが歌うこと」を前提にすれば、J-POP界では5本の指に入る名曲だと言える。
以上。