僕が大学でひとりぼっちの理由をひとりで考えてみた
台風で日本沈没しないかな。
さて、今回は僕が大学でひとりぼっちの理由をひとりで考えてみたいと思います。
非常にネガティブなテーマですが、記事にしながら冷静に分析することで、今後の人生に繋げていくというポジティブな裏テーマがあります。
孤高の男子大学生
理由を考える前に、僕が大学で今置かれている現状を簡単に説明したいと思います。
どうか、ハンカチ片手に読んでやってください。涙無しでは語れないと思うので。
サークル無所属
大学と言えば、サークルですよね。
僕も大学に入学する前は、サークルに入って汗を流すなんてことを妄想していました。兼任なんかもしちゃって!なんて、淡い期待を抱いていた時期もありました。
ただ、現実は非情でした。
紆余曲折あり、僕は1年生の4月末から今この瞬間まで、一切サークルには所属していません。
無所属です。孤高です。
予想以上の落単に落胆する日々
大学生と言えば、単位ですね。
皆さん、落とした単位、拾えた単位、色々あるんじゃ無いでしょうか。
僕は大学に入るまでは、「単位なんて落とすようなもんじゃない。単位を落としてるような大学生は人間のクズ。大学内でもカースト最下位の底辺。目も当てられないゴミ」というイメージを持っていました。
しかし、クズで底辺でゴミなのは僕の方でした。
大学生は意外とポロポロ単位を落とすみたいで、僕はこれまでに合計18単位を落としました。1セメ分ですね。
これを全部取り切っていたら、3年後期なんて全休3日くらい作れたんじゃないですかね。
もっと落としているって人がいるかもしれませんが、入学前の僕が今の僕を見たらなんて声を掛けるんでしょうね。
結局4年の前期まで授業をとらなきゃいけなくなったことは以前どっかの記事でも書いた気がします。
ショックですね。
友達はマジでひとりもいない
見出しが全てを物語っていますね。
大学生の皆さん、友達のひとりやふたり、いますかね?
まあ休日一緒に遊ぶとまではいかなくても、一緒に授業を受けたり、休んでいた分のレジュメを見せてもらったり、あるいはサークルで一緒に活動したりする相手はいるんじゃないでしょうか。
ぼ く に は そ れ が い ま せ ん
これが現実なんですね。
遊ぶ友達はおろか、大学でちょっと喋るような相手もいないです。
サークルも単位も、すべてはここから始まりここに終わります。
原点であり終着点。それが「孤高」なんですね。
僕が大学でひとりぼっちの理由4選
以上の現状を踏まえ、僕が大学で今もなおひとりぼっちの理由を考えてみました。
原因は4つ!!
この4つを時系列順に説明していきましょう。
①新入生オリエンテーションへの不参加
すべてはここから始まりました。
大学入学当時は、必ず新入生のための歓迎会だったりオリエンテーションだったりが開かれるんですね。
参加自体は個人の自由ですが、ほとんどの人が参加するでしょう。
オリエンテーションは大学の雰囲気を肌で感じ、友達を作ることができる貴重な機会です。何事も最初が肝心ですからね。物怖じせずに参加するのが大事です。
僕も、当然参加するつもりでした。正直乗り気ではなかったですが、重い腰を上げて参加してやろうと意気込んでいました。
しかし、当日僕は風邪を引いてしまいました。喉が痛く、鼻水も止まらない。少し頭も痛かったかな。
行こうと思えば行けたのですが、もともと乗り気じゃなかった僕は、体調不良を理由にオリエンテーションへの参加をしなかったのです。
「オリエンテーションで友達なんかできないよ!」「オリエンテーションで知り合った人なんて今となってはもう会ってもいないよ!」なんて抜かす奴らもいるんですけど、きっかけとして、やっぱりオリエンテーションは大切なんですよ。
…とはいっても、オリエンテーションに行かなかったくらいで大学生活3年間友達がいないなんてことにはそうそうなりえません。
本当の地獄が始まったのは、このあとです。
②サークル活動への幻滅
現状のところで述べましたが、僕はサークルに所属していません。
厳密に言うと、最初は仮所属みたいな形で、一応バドミントンサークルの活動に参加していた時期はありました。入学して最初の1ヶ月くらいでしょうか。
高校の部活の友達の友達もいたりなんかして、ラッキーなんて思いながら週2くらいのペースで参加していました。
ところが…
4月末に行われたサークル内での新入生歓迎会。僕は生まれて初めて居酒屋に入店しました。
当時からお酒に対しては嫌悪感を抱いていたので、緊張の面持ちで歓迎会に参加し、周囲を警戒するように腰を下ろしていました。
歓迎会は、僕の予想を超えるほど恐ろしいモノでした。
飛び交う先輩の怒声、響き渡る嘔吐音、美味しくない酒、つまらない会話。
そうか、これが大学生か。
それを機に、僕は大学のサークルそのものに見切りをつけました。それ以降活動には参加しなくなり、自然消滅する形で身を引くことになります。
サークルへの偏見は未だに拭いきれず、今もなお無所属のままです。
サークルや部活は友達を作るチャンスが一番転がっている発展場だと思うので、未だにそこへ参加していないことは、僕が大学で今もなおひとりぼっちであることの一番大きな要因だと考えます。
そして、サークルを見限ったその日から、僕の大学生活は狂い出します。
③大学生への不信感
サークルで嫌な思いをした僕は、大学生に対して大いなる不信感を抱くようになりました。
大学生はつまらない。あんなことで盛り上がれるなんて理解できない。時間の無駄だ。楽しくない。
そんな思いが僕の中で積もるようになり、普段の授業でも、出来る限り他の大学生と関わらないような行動をとるようになりました。
出来る限り大学生に会わないように、授業時間以外は基本家にいて、食堂や図書館にも行かない。
他のサークルにも参加してみよう!などとは微塵も思えませんでした。
今思うと、やはり件の新入生歓迎会は僕にとって相当ショックだったのでしょう。
そうこうしていると、僕は次第に大学で疎外感を感じるようになって来ました。
5月6月になると、次第に周りは固定の友人をもつようになります。そうすると、僕の中でも焦りが生まれます。
でも大学生に対する不信感・偏見は拭いきれず、「友達が欲しい」と「大学生と関わりたくない」の間で、僕は葛藤することを余儀なくされました。
1年の7月、僕は精神的に追い詰められ、体調を崩し、4週間死の淵を彷徨うことになります。
これに関してはまた個別で記事で書きたいです。
ただ僕は高校までで培った責任感で、なんとか体調不良を乗り越え、1年前期の単位は全て取得することができました。
今思えばよくやったなと思います。
何はともあれ、大学生への不信感や偏見は、僕をまだ見ぬ「友達」から遠ざけることとなりました。
夏休みは3分の2以上を実家で過ごしました。それが災いしてか、大学との距離は更に遠くなってしまいました。
そして夏休み明けから、僕は更なる狂気に犯されることになります。
④大学へ行かなくなる
そう、僕はとうとう大学に行かなくなりました。
それまで、何かと責任感が僕を大学へ運んでくれている部分はあったのですが、夏休み期間を経て、僕の心は完全に大学の外で佇むようになってしまいました。
大学生への不信感・偏見には拍車がかかり、欠かさず授業に参加するということすらなくなってしまいました。
その結果、僕は1年後期で単位を6つ落とすことになります。
この落単が僕の心を更に蝕み、僕は2年生になる頃には、開き直ってしまいました。
「友達なんていらない」
「大学なんて嫌いだ」
「ひとりでなんとかしてやる」
そうして僕は、ある種闇落ちみたいな形で、堕落していくのでした。
まとめ
僕が大学でひとりぼっちの理由をまとめましょう。
オリエンテーションへの不参加やサークル活動への幻滅をきっかけに大学生へ不信感を募らせた結果、そもそも大学に行くことすらしなくなり、完全に心が大学と乖離してしまった。
友達を作るチャンスを、みすみす逃しているうちに、自らそのチャンスすら放棄し、ひいては大学にすら不信感を抱くようになったことが、原因と考えられます。
今になって冷静に分析してみると、やはり自分に問題があったなとはつくづく思います。
あの時、無理をしてでも新入生オリエンテーションに参加していれば…
あの時、サークルの新入生歓迎会を無理にでも楽しんでいれば…
それが叶わなくても、何か別のサークルに足を運んでさえいれば…
授業の中で、誰かに話しかけていれば…
しっかり授業にだけは出席していれば、もしかしたら出会いがあったかも知れない…
先人の言い伝えは正しかったようで、どうやら本当に、後悔は先には立たないようです。
勿論、今もなお大学に友達は一人もいません。たったの一人もいません。
もう一度言います。
本当に、一人もいません。
もしかすると、僕を買ってくれている人は、「そんなこと言って本当はいるんでしょ?」と思ってくれているかも知れません。
ただ、その期待にはどうしても応えられないようです。
最後にもう一度だけ言います。
僕は大学で、今もなおひとりぼっちです。
涙で画面が見えないのでここまでにします。