むろくんこそが、素敵でワガママ

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「読む」以外のことは何も考えないでください。

むろくんによる仙台4日間戦記、それはもう完全に戦記

 

 最近寒すぎる。怒りも湧かないくらい寒い。

 この寒さはなんなんでしょうか。毎年毎年同じ時期に寒くなり出す芸のない気候にウンザリします。

 

 

 

 世はまさに、学園祭シーズン!

 

 僕も毎年この時期になると、大学内のコミュニティで何か出店を出したり、パフォーマンスを披露したり、少し“客”として参加してみたり…

 

   毎回似たようなことをしてるんだけど、それがいいんだよね!

 この瞬間のために大学生活を送っていると言っても過言ではないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 御託はこの辺まで。今年も例によって籍を置いている大学の学園祭には参加せず…

    毎年学園祭シーズンは、学園祭準備、本番、片付けで5日間の連休がもらえます。参加せずとも恩恵を受けられるという点で、学園祭も捨てたもんじゃないです。

 

 

 去年一昨年は特に何もせずに連休を消化しました。消化不良は否めませんが。

 

 

 

 ただ、今年の僕は一味違います。二味違います。ここまでで既に三味目の違いが浮き彫りになってきました。

 

 

 

 

 

 

 僕、遥々仙台に逝く。

 

 

 

 

 ということで今回は、僕が仙台に行ったお話をしたいと思います。ここまで素敵な前口上に付き合ってくれてありがとうございます。ここらで満足したら今日はもうブラウザを閉じて、22時からの「テリーボガードの使い方」に備えてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高速バスとかいう闇

 

 埼玉仙台間の移動は高速バスにおまかせ。楽天で予約をして、バスタ新宿から午前10時ごろのバスに乗っていざ出発。凱旋するような思いで胸を躍らせていた僕でしたが、案の定座席は外れ。3列シートの真ん中の一番前とかいう特等席でした。交通事故の際は二番目に死に近い席ということもあり、あんまり眠ることもできずに不機嫌なまま15時半頃に仙台駅に到着しました。

 

 

 

 

 仙台在住のB君と駅で待ち合わせしましたが、B君が私用で少し遅れ、結局17時ごろに合流に成功。

 

 

 その日は駅近くの吉野家で牛丼をお持ち帰りしてB君の家に向かいました。牛丼を持って電車に乗ったのは生まれて初めての経験でした。ちょっとだけ興奮しました。

 

 

 

 これは目を見張るほどの余談ですが、辿り着いたB君の家は想像よりはるかに広かったです。B君の名誉のために詳細は省きますが、とにかく広くて住みやすそうでした。この広さでうちと家賃が同じときたもんですから、仙台の本気って感じがして終始笑ってました。

 

 

 

 

第1回チキチキこの一口に命をかけろ、利きお茶~!

 

 

 

 B君はかねてより疑問を抱いていたそうです。

 

 

 「生茶ってチョコレートの味しね?」

 

 

 

 僕はこれが許せませんでした。そんなアホな、と。

 

 

 

 

 

 始まりました。利きお茶です。お茶の飲み比べです。

 家に向かう途中でコンビニにより、「生茶」「綾鷹」「伊右衛門」「お~いお茶」の4種類を買いました。

 

 

 

 目を閉じてお茶を飲み、何のお茶かを当てるというゲームです。

 

 先攻のB君は、目を閉じお茶を嚥下している間は、全て分かっているといった様子で頷いたり唸ったりしていました。

 

 

 

 さすがにB君は口先だけではなかったか…と己を恥じていた僕。

 

 いざ答えを発表すると、B君の解答は全てハズレでした。4問全問不正解です。

 

 

 

 これはひどい

 

 

 

 ちなみに僕は「生茶」と「お~いお茶」は当てましたが、「綾鷹」「伊右衛門」はマジで分かりませんでした。

 

 

 

 

 

およそ10ヶ月ぶり、C君との再会

 

 

 

 2日目は家でダラダラした後、16時ごろに駅でC君と待ち合わせしました。就活セミナーみたいなのに1時間ほど参加し、C君一推しの居酒屋へ。

 

 

 

 久々だねという話や、就活の話や仙台の話をしました。C君はあんまり変わっておらず、その美しい横顔は健在で、震えと動悸が止まらなかったことを覚えています。

 

 

 

 ただその日は空きっ腹で、体調も優れなかったということもあり、なんだかいつもより早くお酒が回ってきちゃいました。元々そんなに飲み歩く予定はなかったので特に問題はありませんでしたが、もう少し多くお酒を飲んでいたらC君の横顔に噛み付いていたかもしれませんね。

 

 

 

 

 向こうはJR、僕は地下鉄だったので、次は年末にとアツい契りを交わし、駅でお別れ。C君は別れる直前にどこ行きの電車に乗ればいいかを教えてくださりました。正直言われんでも分かると思いましたが、その優しさと美しさ、そして別れの名残惜しさと酒で、僕は胸いっぱいになり、仙台の夜風を抱きながらB君の家に帰り、B君を腕の中に抱くことになりました。

 

 

 

 

D君、ゴウリュウ猫カフェへのステップ

 

 

 翌日日曜日には、仙台に住むD君がB君宅までやってきました。彼と会うのは夏以来2,3ヶ月ぶりなので、久々な感じは微塵もありませんでした。

 

 

 

 何はともあれ飯を食おうと言うことで、仙台駅まで爆弾復帰。散々悩んだ挙げ句、全国にその名を連ねる「すき家」に入って牛丼を食べました。吉野屋との違いが分からずに苦しみました。

 

 

 その後、3人でペットショップに入店。

 多種多様な子犬子猫がショーケース奥に閉じ込められていました。一番かわいいのは圧倒的にマンチカンでしたが、そのほかの子達も皆それぞれが”きゅーと”を構えていて、すこ!って感じでした。

 

 

 その後、猫肌に触れたくなった僕とD君は近くの猫カフェに凸りました。B君はここで帰宅しています。

 

 

 

 

 僕もD君も猫アレルギーの疑いがあるため、死にに行くようなものではありましたが、きゅーとを追求した先には死すら凌駕する愛がありました。

 

 

 

 結果的に言うと、1時間猫カフェに滞在していてもアレルギーの症状は二人とも出ませんでいた。少し太ももが痒くなった気もしましたが、恐らく気のせいです。

 

 

 

 

 肝心の猫カフェです。

 

 そんなに長い時間いることもないだろうと考え、30分コースで入店。15匹くらいの猫がいました。

 

 ペットショップの子猫と違って、猫カフェは殆ど成猫なので、そのデカさに最初はビビっていました。近所の野良猫よりもデカいんだもん。

 

 

 

 入店したときが丁度夜ご飯の時間帯だったので、エサを食べている猫ちゃんを見ることができました。

 

 

 逆に、ご飯を食べ終わるまでお腹が減っていたのか、全くもって相手にしてくれませんでした。

 

 

 ご飯を食べ終えると、猫の機嫌が少し直ります。僕は猫タワーのふもとで一匹で遊んでいる孤独な猫に目をつけました。

 

 

 まるで僕を見ているようでした。他の猫が走り回って遊んでいる間に、その猫ちゃんは一人で部屋の端っこにいる感じでした。

 

 

 頭を撫でてあげると、眠そうに目を瞑り出します。お腹を撫でると、仰向けになってこっちを見てきます。

 

 

 

 その可憐さに終始我を失っていました。この猫ちゃんは他の猫に比べるとやや身体が小さいので、まあ中学生くらいだったのでしょう。

 他の猫はあまりに人間慣れ世間慣れしているせいか、全くもって相手にしてくれない…というか、人間が何をしても気にも留める様子もありませんでした。

 

 

 目の前で何かをちらつかせても目で追いかけないし、突然触っても嫌がる様子もなく、まるで僕らが猫に遊ばれているような気分でした。

 

 

 

 ちなみにD君は、白い猫にあたりをつけ、抱きかかえていました。その猫ちゃんも嫌がる素振りは見せませんでしたが、逆に甘えるような素振りも見せませんでした。

 

 

 

 猫カフェの猫は、この世に数多いる猫の中でも、特に人間を恐れないタイプであることが分かりました。

 猫カフェの前で人間は、置物以下の存在になります。

 

 

 結局気付かぬうちに30分延長しており、30分料金+延長料金を取られ、最初から1時間で入るよりも若干多めにお金を取られました。

 

 

 

 

 ただ、猫ちゃんは可愛かったし、アレルギーも大丈夫だったので良かったです。また行きたいです。今すぐ行きたいです。

 

 

 

 

 

 

ナポリの風を抱く

 

 

 

 

 その日の夜は、ナポリの窯とかいう店でピッツァをデリバリーしました。

 ふざけてタバスコを8個持ってくるようにお願いしたり、3人で電話を回して声を変えることで相手を混乱させたりなど、遊び心を加えた注文を繰り出しました。

 

 

 相手方には酔っていると思われていたかもしれませんね。相手は一切ペースを崩すことなく淡々と仕事をしている感じでした。

 

 

 ナポリの窯はなかなかやるよ。

 ピッツァも美味しかったしね!

 

 

 

 

 

ダウトとかいう神ゲー

 

 

 

 最終日は特段何をしたわけでもありませんが、夜になってからトランプゲームを始めました。色々やりましたが、中でもダウトが一番印象的でした。

 

 

 

 ダウトをご存じですか?

 1からKまで一人ずつ順番に裏向きに出していき、最初に手札を無くした人が勝ちのやつです。いかに嘘をつくか、あるいは相手の嘘を見抜くかが大切です。相手の出したカードが嘘だと思ったら、「ダウト!」と腹から声を出しましょう。

 

 

 

 

 このゲーム、運ゲーの要素が非常に高いように思われがちですが、意外と戦略性があります。

 嘘をつくタイミングも重要ですが、「ダウト」コールをするタイミングも重要です。

 

 

 ポイントは、自分に何の数字が回ってくるかを何手か先まで読んでおくことと、嘘じゃないと分かっていてもカードを手に入れる為に敢えてダウトコールをすることです。

 

 

 

 最後は運ゲーですが、ある程度は勝ちに近づけます。5回やって3回勝てました。

 

 

 

 

 

 

 

終わりに

 

 

 特に変わったことはしませんでしたが、楽しい4日間でした。

 

 

 

 

 え?学園祭に行ってないって?

 

 

 

 

 

 そんなもん誰が行くか。