日本郵便の1dayインターンに行ってきた話
ウメブラSP5、ザクレイVSしゅーとんがアツすぎたね。
本日9月28日土曜日、僕にとって初めてのインターンシップがありました。今まで応募しても落選だったのでね。
成人式以来のスーツを身に纏いましたね。
ただ、大学の入学式の時に買ったワイシャツが小洒落た薄ピンク色だったのと、さすがにしまむらで5000円で買った革靴ではマズいと思ったので、先日洋服の青山でこれらを買ってきました。
約2万円の出費は痛かったですね…。おかげでゼルダの夢島は見送りました。
あと、革靴のサイズが24cmなんですよね。女性並みですよね。今まで25,6を履いてたのですが、遂に落ちるところまで落ちました。ありがとう。
今回僕がインターンシップに参加させて頂いたのは、日本郵政グループのうちの一つで、日本郵便株式会社さんです。
更に、一般職や地域基幹ではなく、総合職でした。応募の段階ではまあまず落とされるだろうなと思ったのですが、なぜか通ってしまいました。
小一時間で書いたESだったんですけどね。何かしらが人事部の目にとまったんでしょうか。苗字が珍しかったからかな?
いずれにしても、人事部の中に良い目を持っているヤツがいることは間違いないですね。
インターンシップって、拾ってほしいという反面、いざ参加することが決まると途端に面倒くさくて堪らなくなりますよね。
僕の場合はエントリーし終えた時点で面倒臭かったんですけどね。
電車に揺られているときは少しだけ緊張しましたね。初めてのインターンシップだったということは勿論ですが、東京駅周辺に本社を構える日本郵便に、僕みたいな大学生が行っていいのかという不安もありました。
ただ、どうせ1日だけだし、同じインターンを受ける大学生には二度と会うこともないだろうと踏ん切りを付け、全員を見下していく心意気で向かいました。
結論から言うと、インターンシップは楽しかったです。
インターンシップ当日の流れとしては、まず14時に本社に集合。既にチラホラとスーツ姿の大学生が歩いていたので、道に迷わずに来られました。
長いエスカレーターを上り受付を済ませ、いざ入室。
広い会議室みたいなところに、①~⑫の番号が与えられたテーブルが並べられています。
僕は1番に座らされました。6人一組のグループになるようになってるんですね。既に他に3人が座っていたので、軽く挨拶をして名簿に名前を書きました。
僕たちのテーブル(1班)は、6人全員が集まっても、インターンが始まるまではほとんど言葉を交しませんでした。各々が与えられた資料に目を通しているという感じでしたね。
ちなみに6人のうち、男性は僕を含め二人、女性は四人でした。
3対3になるように座ります。僕は真ん中に座り、右隣にもう一人の男子が座りました。
僕の正面には、べっぴんさんが座りました。心の外でガッツポーズを取り、インターンが始まるのを待ちました。
14時になると説明が始まります。最初は日本郵政グループって何?みたいなところから始まり、実は色んなことをやってるんだよ!ということで説明が締めくくられました。
別にメモを取る必要も無いと思ったのですが、体裁を気にして適当にメモを取りました。
14時半になり、いよいよグループワークの時間が訪れました。何をするんだろうと、内心ドキドキしていました。
しかし、グループワークの内容は僕の想像とは遙かに違っていました。
簡単に言うと、6人で協力して謎解きをする、という内容でした。
自分が郵便局員となり、宛名の書いていない封筒に同封されていた謎を解く…というものです。
中には紙が12枚入っています。うち11枚にはそれぞれ1枚に1問ずつ謎解きが書いてあり、残り1枚は、謎解きをして出てきた答えを書いて言葉を繋げてキーワードを当てるための紙でした。
この謎解き、いわゆるテレビなんかでやるようなパズルゲームだったり言葉遊びだったりの類いです。
東大ナゾトレってご存じですかね?DaiGoの弟がやってるアレです。アレに似たような問題がほとんどでした。
とりあえず、対面の人とペアを組んで問題に取り組む流れになったので、僕は正面に座っているべっぴんさんと二人で問題を解くことになりました。
正直、最初の11問はどれも5分もあれば答えが分かるような問題ばかりでした。べっぴんさんも頭が柔らかく、僕と同じくらいのスピードで問題を理解し、謎を解いていきます。
他の4人も、各々が謎を解いていき、15分足らずで11問全てを解き終えました。
すると次の11問が配布されます。
この11問は、前にやった11問それぞれと関連性がある問題で、難易度も上がっていました。
この辺で、皆行き詰まり出します。
ここで、僕は無双します。べっぴんさんもやはり頭が良く、二人でなかなかのコンビネーションを発揮して問題をクリアしていきました。
この11問も難なくクリア。次は最後の11問が配布されます。
この最後の11問も、今までの22問と関連性があり、その関連性を見つけながら問題を解いていかなければ答えには辿り着けません。
問題のレベルも格段に上がっており、パッと見ただけで答えがすぐに分かるような問題は一つもありませんでした。
さて、ここで問題の難易度意外にもう一つの問題が生じてきます。
それはなにか…
最後の11問も過去の問題とそれぞれ関連性があるため、どの問題とどの問題に関連性があるかをまず探る作業から始めなければなりません。
そして、最後の11問を配布された段階で、既にテーブルの上には30枚以上の紙が存在することになります。6人もいると、あの紙はどこだ、あの問題はどこだ、ってテーブルの上が軽くごった返しちゃうんですね。
右の男性とそのペアの女性は、問題を解くのに夢中になっており、左の女性二人のペアも似たような状況でした。
わちゃわちゃし出した頃に、ペアのべっぴんさんが動きます。
べっぴんさんは問題を解くのを一度やめ、両サイドが求める問題用紙を与えたり、解き終えた問題用紙を回収する役に転じ出したのです。
僕もそこで自分の役目を悟り、べっぴんさんと一緒にサポート役に徹しました。そして、空いた時間に二人で解ける問題を解く…というように、なんとなく作業が円滑に進むように水面下で縁の下の力持ちとなりはじめます。
真ん中の席に座っていたというのも大きかったでしょうね。
終盤の問題になってくると、一筋縄ではいかないようで、両サイドのペアは二人だけで考えるのを諦めて僕らにヘルプを求めてきました。
そこでようやく協力して問題を解くようになります。
正直、ここでも僕の頭が冴えました。左隣に座っていた女性も同じくらい頭が切れていたようでしたが、いまいち発言力がないように見受けられたので、何となく僕とべっぴんさんが代表するような形で問題を解き始めます。
ようやくグループがまとまってきた気がして、気持ちよかったですね。
最後の難問も、僕のひらめきによりなんとか解くことができました。勿論、僕はひらめいただけで、あとの作業や補足は他の5人が率先してやってくれました。
紆余曲折あり、時間ギリギリで全ての謎解きを終えることができました。
問題を解くところは解き、サポートできるときはするというような切り替えができて、自分でも非常に良い立ち回りができたと思っています。
ペアにも恵まれました。べっぴんさんな上に、空気が読めて頭が良い女性だとすぐに分かりました。ああいう女性は素直に尊敬しますね。
結局最後まで謎を解ききることができたので、グループ全体としてはなかなか良いグループだったんじゃないかと思います。
ただ、こういうグループワークって、それぞれの性格が見えるから面白いですよね。
右隣の男性は、リーダーシップ気質とでも言いましょうか。問題を解くときは若干周りが見えなくなるところがありますが、一番に動いたり喋ったりしてくれるので助かります。
その男性の向かい側のペアの女性は、男性と似ているところがあります。理科大でした。
僕の左隣の女性は頭の回転が早いですが、率先して話すのが少し苦手なようです。上智大学でした。
そのペアの女性は、肝心なときにすごく動いてくれて助かりました。
僕のペアのべっぴんさんは、僕が尊敬できる人物像でした。
向こうが僕をどのような目で見ていたかは分かりませんが、皆さんとてもフレンドリーで優しかったのでやりやすかったです。
その後、グループごとに先輩社員との座談会みたいなのが開かれました。ベタな質問からふざけた質問まで色々飛び交いました。
ここでも僕は、「再配達問題」について「自分が居留守をよく使ってしまうこと」に絡めて質問をし、しっかり笑いも取るなどして役目を全うできました。
ああいう初対面同士が集まる場っていうのは、みんなツボが浅くなるので助かります。まあ、半分愛想笑いも勿論あるでしょう。僕の場合は8割愛想笑いです。
あっという間の3時間半でした。座談会が終わると、インターンシップの終わりが告げられ、みな帰宅し出しました。
隣に座っていた男性は終わった後も親身になって話しかけてくれました。ありがたかったです。
本社を出ると、僕は首を締め付けていたネクタイを外し、完全にスイッチをオフにしました。これにて、僕の初めてのインターンシップは幕を閉じました。
正直、グループワークってもっとこう、堅苦しい話題についてみんなで討論し合って結論を出し、発表するというものを想像していました。というか、実際そういう所が多いんだと思います。
ただ、今回は良い意味で予想を裏切ってくれたので、楽しく参加することができました。
そして、友達が欲しくなっちゃいました。これは余談ですね。
1dayインターン、気楽で良かったです。