むろくんこそが、素敵でワガママ

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「読む」以外のことは何も考えないでください。

僕、今さらバイオハザードシリーズにハマる(RE:2/RE:3のレビューも)

 

 

 

バイオハザードシリーズと俺

 

 

 

 20歳を過ぎて、バイオハザードにハマってしまった。もちろん、ゲームの方。

 

 今回は俺とバイオハザードとの出会いを書きつつ、『バイオハザード RE:2』と『バイオハザード RE:3』を実際にプレイしてのレビューも綴っていきたい。

 

 

 

 バイオハザードはもちろん、小さいころから知ってた。ホラーゲームといえばバイオハザード。ゾンビといえばバイオハザード。ミラジョボビッチといえばバイオハザード…そんな程度の認識。

 

 小学生のころからゲームはやってたが、我が家は任天堂ゲーム以外のゲームは禁じられていたから、当然バイオをやる機会もほとんどなかった。任天堂ハードでもバイオハザードシリーズは発売されているが、そもそも任天堂以外のゲーム禁制は、バイオみたいなゲームをやらせないための制度なので、当然できるはずもない。

 

 いわゆるCEROがC以上のゲームはプレイさせてもらえなかった。だから、周りがメタギやモンハンをやっているのを指をくわえて見ているだけの時間は人より多かったと思う(この時から孤独だった?)。

 

 

 で、大学に合格したと同時にSwitchを購入。悲しいかな、俺も年齢的には大人になり、一人暮らしも始めた。

 

 

 

 俺が一番最初にバイオハザードシリーズをプレイしたのは、去年のことだ。

 タイトルはバイオハザード7 Resident Evil。なんと、バイオ7がニンテンドースイッチでプレイできてしまったのだ。

 

 え?あのクオリティをswitchで発揮できるの?と思う方がいるかもしれないが、switchのバイオ7はクラウドシステムを利用しているため、ハード本体のスペックに関わらずに高クオリティでゲームができてしまうのだ。

 

 

 

 俺は念願のバイオに手を出した。ちなみにこの当時はプレステもPCも持っていなかったため、ゲームをやるならSwitchしかなかった。

 もともと、バイオには興味があった。というより、今までホラーゲームというものをまったくプレイしてこなかったため、ホラーゲームに興味があったと言っていいかもしれない。バイオがホラーゲームかどうかは賛否両論あると思うが、少なくともバイオ7は普通にホラーゲームだ。

 

 

 

 バイオ7は想像をはるかに上回るクオリティだった。Switchでプレイできてしまうことへの感動補正みたいなものも多少あるが、それで言っても面白かった。そこから俺は、バイオハザードシリーズにさらに興味を持つようになる。

 

 

 

 

 

 

 

Switchでは他のバイオハザードシリーズもプレイできてしまう

 

 

 実は、Switchはバイオ7だけでなく、ほかのバイオシリーズもプレイできてしまう。記憶はあいまいだが、バイオハザード0,1,4,5,6,7とrevelations1,2はプレイできたはずだ。言い換えれば、2と3以外は基本出来るということだ。

 

 この大盤振る舞いが任天堂の成せる業か。俺はバイオ7プレイ後に、とりあえず「1」をプレイした。

 

 「1」はまあまあだった。25年前のゲームのリメイクだったので、当然バイオ7ほどの感動はなかった。だが、クリスとかジルとかウェスカーとか、どこかで名前を聞いたことあるようなキャラクターが出てきたりして、普通に楽しめた。あと、ジルの乳揺れが神秘的だったのは昨日のことのように覚えている。

 

 続いて、「4」をプレイ。「4」は名作と名高かったので、期待していた。しかし、俺にはバイオ4は合わなかった。なんというか、操作性があまり好きになれなかったのだ。あとは、ゲームの世界観(雰囲気)も、ちょっと思っていたのと違った。てか、「4」はゾンビが出てこないので、そこもどうなの?というところ。

 

 結局「4」は未クリアのまま放置してしまっている。当然、いずれクリアしようとは思ってる。

 

 

 

 

 

バイオハザード RE:2』レビュー

 

 

 さて、少し時は流れ、俺はゲーミングPCを購入した。

 PC一つあれば、バイオハザードシリーズはすべて網羅することができる。Switchではバイオ2とバイオ3はプレイできなかったが、PCではRE:2,RE:3という形で2と3のリメイクをプレイすることができるのだ。20年以上前のゲームが、現代のグラフィックで蘇ったこのREシリーズには、2,3年前から注目しており、念願かなってのプレイだ。

 

 

 まず最初にプレイしたのは、バイオハザード RE:2』(以下『RE:2』)。

 バイオハザードは基本的にナンバリング=時系列になっているため、RE:2は1の後の話ということになる。

 

 主人公はレオン・S・ケネディクレア・レッドフィールドバイオといえばレオンという人も多いと思う。俺はどっちかというとクリス派だが。

 

 簡単なあらすじ。ラクーンシティの市民たちが突然ゾンビになっちゃった。原因はウイルスの漏洩!?警察官になったばかりのレオンと、兄を探しにラクーンシティにやってきたクレアは騒動の中でばったりと遭遇。二人はゾンビたちを掻い潜りながら、この事件の真相に迫っていく!って感じ。

 

 

 RE:2のレビューだが、「ゲームの雰囲気」「ゲーム性」「ボリューム」の、大きく3つに分けて評価していこう。

 

 

 まずは、「ゲームの雰囲気」だ。

 俺は個人的に、ゲームは雰囲気を最も重要視する。ここでいう雰囲気というのは、まあ言葉の通りなのだが、ゲームの世界にのめりこめるかどうかと言い換えることもできる。

 

 この点に関して、RE:2の雰囲気はかなり良かったように思う。

 そう言える根拠としては、主に2つある。まずはやはり、そのグラフィック。今まで任天堂のゲームばかりプレイしてきた俺にとって、そもそもプレステ系のゲームのグラフィックは新鮮そのもの。(あのSEKIROもグラフィックだけはよかった)

 

 リアルに即しているグラフィックなわけだが、あの暗鬱な感じがバイオっぽくてよかった。バイオ7も暗鬱な雰囲気があったのだが、RE:2と7の雰囲気は別物だ。どちらもとてもよかったが、RE:2は従来のバイオって感じでよかった(あくまで俺の感覚)。

 

 ほどよい絶望感がたまらない。あとは、一人で戦ってる感もあってよかった(主人公は二人いるが、実質一人)。好みは分かれるだろうなとは感じた。

 

 もう一つ、雰囲気を作るうえで重要な根拠は、やはりキャラクターだ。

 バイオハザードシリーズはキャラクターの魅力が異常に高いように思える。登場人物自体は決して多くはない分、一人ひとりキャラが立っていてすごくいい。

 

 RE:2でいうと、レオン、クレア、シェリー、エイダ、署長あたりは非常に好きになれた。特にクレアとエイダ。まず、エイダはとにかくえっちだった。やはりえっちなキャラクターというのは欠かしてはいけないのだ。

 あとはクレア。クレアがとにかくかわいかった。女主人公は、それだけでやる気が出る。この子を死なせたくない、この子が頑張っている姿を見たい、この子のムービーを見たい…その心意気が俺を前に進ませてくれるのだ。

 

 リメイク後のキャラクターのビジュアルは賛否両論だ。リメイク前に戻して!なんて声が上がることも珍しくはない。俺はオリジナルをプレイしていないので何とも言えないが、少なくともRE:2のキャラクターはみんなかわいかったしかっこよかったから文句はない。

 

 

 

 

 

 

 

 続いて、「ゲーム性」

 これは雰囲気とは違い、いわゆるゲームとしての評価だ。アクション性や操作性なんかが主にそう。

 操作性に関しては、マウスキーボードということもあって個人的にはやりやすかった。TPSなのでマウスでのエイムは当然やりやすいし、キーボード操作も慣れてしまえばどうってことない。というか、俺はPAD操作が苦手。

 

 アクション性だが、決して高いわけではない。実はバイオシリーズには、アクション性が高いタイトルもある。「4」「5」「6」あたりがそうだろう。RE:2に関しては、アクション性は高くなく、暗鬱な雰囲気の中をじりじりと進んでいく感じだ。俺はそういうのが好きなので物足りなさは無かった。

 

 あとは、従来のバイオといえば探索と謎解きだろう。特に1~3は脱出ゲームのような要素が強い。だから人を選ぶ。

 俺は探索謎解きゲームはゼルダを経験しているためほとんど抵抗はなかった。

 バイオの謎解きは、正直物足りない。簡単すぎるわけではないのだが、謎解きとしてのクオリティは普通だ。こんなんでいいの?あ、そういうこと?ふーんとなってしまうものが多い。ただマイナス要素になるほどのクオリティではない。及第点は超えている。

 

 

 

 

 最後に「ボリューム」

 高いお金を出して買うのだから、これは重要な要素といえる。ただ、個人的にボリュームはそこまで重視しない。というのも、俺の持論として、「ゲームは長く遊べることよりも短い時間でも満足感を得られることのほうが大事」というのがある。

 

 その点、RE:2のボリュームは、「普通」だったと思う。主人公が二人いるため、片方をクリアしたらもう片方をクリアするということもできるし、ほかにも別モードでゲームを楽しむこともできる。

 

 ただ俺の場合は、レオン編とクレア編の本編のみで十分に満足できた。ほかにも楽しめるモードはあるのだが、それは正直興味がない。ゲームは極めてやりつくすよりも、雰囲気を楽しむためのものだと思っている。だから、ボリュームという観点で見れば「普通」だが満足度はかなり高い。買ってよかったと思ってる。

 

 

 

 

 バイオハザード RE:2』の総評に移ろう。

 

 雰囲気   ★★★★★

 ゲーム性  ★★★★☆

 ボリューム ★★★☆☆

 総合    85/100

 

 こんな感じ。100点満点でいうと85点だ。個人的にはかなり満足できた。

 まさに、短い時間で十分な満足感を得る、を体現していたように思う。人によっては物足りないと思う人も多いと思う。が、俺は満足。

 ついでにバイオハザードシリーズのストーリーもなんとなく追えたので良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイオハザード RE:3』レビュー

 

 RE:2をクリアしてから、すぐに『バイオハザード RE:3』をプレイした(以下『RE:3』)。

 

 主人公は、おなじみのジル・バレンタイン時系列としては、2(RE:2)の数日前くらいのお話らしい。

 簡単なストーリー。RE:2と同じ事件に、ジルは別の形で巻き込まれていた。突如現れた巨大な怪物「ネメシス」。ネメシスの目的は、ジルの抹殺。抹殺の理由は、「1」の洋館事件の生き残りだから、だそう。

 

ちなみにオリジナル版では「ESCAPE」という副題がついてる。

 

 

 

 レビューをしていこう。

 

 まずは『ゲームの雰囲気』。RE:2と同じ事件を取り上げているため、雰囲気は非常に似ているのだが、RE:2に比べるともっと排他的というか、閉鎖的な印象を受けた。なぜかは分からないが、そこはRE:2と比較すると若干の物足りなさをかじてしまったのは、RE:2をプレイした後だからだろうか?

 

 グラフィックは文句なし。RE:2と同じエンジンを使っているため、グラフィックもRE:2とほとんど同じクオリティだ。

 

 キャラクターの面では、魅力的なキャラクターがジルとカルロスとタイレルくらいしかいなかった。が、とにかくジルの表情が性癖をくすぐる感じで非常に良かったのと、カルロスとタイレルがいい奴だったので満足。

 

 雰囲気の点では、RE:2とは遜色がない。

 

 

 

 

 続いて「ゲーム性」

 ゲーム性は、RE:2と同じ部分が多い。RE:2との違いで言うと、「探索」「脱出」がメインのRE:2と違って、RE:3はどちらかと言うと「逃走」がメインだったため、アクション性は若干高めに思えた。その分、「探索と謎解き」の要素は少なかったように感じた。

 どちらが良いかは人それぞれだと思うが、俺は満足。

 

 

 最後は「ボリューム」

 これは正直、少なかったと思う。個人的にボリュームはそこまで気にしないし、セールで安かったから損した感じはしないが、8000円出してこのボリュームだと文句が出るのもわかる気がする。

 レオン編とクレア編の二つのストーリーがあるRE:2と違って、RE:3はジル編しかないので、ジル編が終わればもう終わり、という感じだ。実際プレイ時間もRE:3のほうが短い。

 

 

 

 

 総評に移る。

 

雰囲気   ★★★★☆

ゲーム性  ★★★★☆

ボリューム ★★★☆☆

総合    75/100

 

 こんな感じ。RE:2には若干劣るかなという感じだが、俺としては70を超えれば十分満足だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 以上、RE:2とRE:3のレビューとする。

 ちなみに今は「バイオハザード5」をプレイしている。本当は『バイオハザード4』を先にプレイしようと思ったのだが、なぜか日本語字幕に対応していなかったので、萎えて5を先にプレイした。

 

 

 今後もバイオ6、リベ1,2とプレイしていく予定だ。

 

 

 

 あとは、『バイオハザード VILLAGE』も非常に楽しみだ。